GUIなGitHub利用環境の導入
はじめに
個人的な備忘録。
MovableType(以降MT)のプラグインの多くはGitHubにて公開されている。
これから自作のMTプラグインを公開するに伴い、自身もGitHub上で公開して行きたいが、今回はその方法について以降に、自身のトライアンドエラーの履歴も含め記載する。
GitHubとは
まず、Gitから説明する必要がある。
Gitというプログラムのソースコードのバージョン管理ツールがある。
※詳細はWikipediaなどを参照。
Gitについての詳細(2014年9月13日 (土) 15:19, Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Git
GitHubとは、このGitのホスティングサービスの一つである。
噛み砕いて言うと、オンライン上にリポジトリを作り、ローカルから更新を反映させる事ができる。
更にGitHubはリポジトリを公開し、外部の人間が次の操作を行う為の機能を提供している。
- エクスポート(ソースをダウンロードする)
- fork(他者のリポジトリのクローンを作り、独自の改修を加え、更にその改修をオリジナルに反映するよう依頼できる機能)
方法
思いつく限りでは、次の方法がある。
eclipseのGitを扱う機能(標準機能)
https://www.eclipse.org/home/index.php
GitHubの公式アプリケーション「GitHub for Mac」(Mac向け)
https://mac.github.com/
eclipseを使う
eclipseにはgitを扱い、更にGitHubと連携する為の機能が標準で備わっている。
プラグインをいちいち入れなくてもよい、という事。
大まかな流れは次の通り。
- GitHub上にリポジトリ作る。
- プロジェクト作る。
- Gitにコミットする。
- GithubにPullする。
※細かい手順は省略する。
必要な操作は、プロジェクトのエクスプローラーからプロジェクトを選択して、Ctrl+Clickでポップアップ出して項目「Team」からサブメニューを表示すると、大抵そこから操作できるはず。
ただ、GitHub上にPushで登録した際、次の課題があり、登録されるディレクトリやファイルをうまくコントロールできないので、その点不満がある(というか、うまく使えてないだけかも。。。)
- eclipseのプロジェクトのルートディレクトリから登録されてしまう。
- eclipseの作ったプロジェクト管理用の作業ファイル(.project)など、意図しないファイルが含まれてしまう場合があある。
GitHubの公式アプリケーション「GitHub for Mac」を使う
eclipseでは一応GitHubと連携できたものの、登録されるディレクトリやファイルをうまくコントロールできない為、悩んでいたところ、GitHubがMacj向けに公式アプリを提供している事を知った。
※ライセンスについては、アプリのメニュー「Help>licenses」に記載あり。ただし、配布元のサイトにライセンスについて、特に有償だったり他の対価を求めるような記載は見られなかったので、Githubを一般的な用途で利用するに限っては無償、という認識。
eclipseの時と比べると、直感的に利用できて、且つGitHubに登録されるディレクトリ/ファイルの内容をうまくコントロールできるものだった為、こちらを採用。
あとがき
ちょっと使っただけだけど、GitHubの公式アプリは非常に良い感じ。
参考
Mitsugu Oyama のソフトウェア倉庫 > ツール関連資料 > github 使い方メモ > fork する意味
http://myscript.zouri.jp/github/fork.html
Gitホスティングサービス5選【比較表付き】 | Find Job ! Startup
http://www.find-job.net/startup/5-git-hosting
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