Movable Type for AWS でMT6→MT7にアップグレードした
出遅れた感は否めないが:P、アップグレードしてみた。その時に気になった部分について備忘録。
対象の環境は6A公式のMovable Type for AWS を使っているので、本来はyumを使ったアップグレードを使う。
6A公式のMovable Type 6 for AWS からのアップデート手順
https://www.movabletype.jp/documentation/mt7/installation/aws/update/upgrade-from-mt6.html
ただ対象の環境は、自分がいじいじしておかしくなったのか、yum からのアップグレードができないのでソフトウェア版の場合と同じような手順を踏んだ。
アップグレードの手順自体は、MT6時代とあまり変わりなく、mt-config.cgiなど移行対象ファイルも同じ。
AWS環境で、nginx + startman で動いてるので、アップグレードウィザードを動かす前にこれらを再起動しておく必要がある。
sudo service nginx restart sudo service movabletype restart
アップグレードウィザードは動いて、無事に新環境にログインするところまで行けた。
検証で再構築したところ、次のCMSテンプレートのロジックで、一部不具合のようなものを見受けた。なお、テンプレート「ブログ記事の一覧」は、BlogID=1 に所属する。
<MTBlogs blog_ids="7"> <$mt:Include module="ブログ記事の一覧" $> </MTBlogs>
ロジックの意図として、BlogID=1のテンプレート「ブログ記事の一覧」をインクルードして、BlogID=7のコンテキストで処理する、というもの。
ただ、アップグレード後は出力結果が意図したものにならず、意図したテンプレートをインクルードしてないように見受けた。
検証の結果、次のようにMTIncludeタグにblog_idモディファイアで、インクルードするテンプレートの所属ブログ(ウェブサイト)のIDを明示的に指定すると意図する動作となった。
<MTBlogs blog_ids="7"> <$mt:Include module="ブログ記事の一覧" blog_id="1" $> </MTBlogs>
正式リリースとは言えMT7はまだ出たばかりなので、暫くはちょぼちょぼこういうのが出るかも。